2007年06月07日

Old Suitリペア&モディファイ完成!


dfd5ada6.jpg随分前にお預かりしたK社のオールドツナギ(25年モノ)のサイズ修正がようやく完成した。余り急いでは居ないとの事でお預かりしたが長い事お待たせしてしまった(^^;)
25年前といえば「シャーリング」「ケブラーニット」「メッシュ」などは皆無で、首にかろうじてスパンニットが使われている程度。現在のスポーツバイクにまたがるにはサイズ以前に窮屈なのは明らかである。
せっかくバラスのだからという事でその辺もサイズ修正と平行して施しましょうという事に!>f0b040cb.jpg
是非、Before(使用前)と比べてみて欲しいものである!
さて、マメにメンテナンス(ミンクオイル等)していた方なので古い割には状態はいいのだが、さすがに革に劣化は避けられずバラシ作業が困難を極める。
糸を丁寧に解いていくのだが何故かいつもの様にスムーズにいかないのである。
今ではほとんど使われない「8番※」と思われる極太の糸で縫製されている。
当時まだ開発が進んでおらず革が今と違って2,3割薄かった事に加え補強の方法も未知数であったろう部分を補う「先人の知恵」なのだろうと感心しながら作業を進める”
※:糸の太さは数字が大きくなるほど細くなり、Suit本体は20番(要所によりもちろん8番も使用する)LogoName等は40番が一般的。
やってしまった!」丁寧に注意して解いているにもかかわらず恐れていた事が...。
場所によっては致命的になるのだが幸い縫製的に問題ない部分であったので、補強用のトコ※を作成し裏から丁寧に革用ボンド(通称ラバー)でいったい成型させる。
※トコ:革の裏の起毛の部分
また、サイズ修正もサイズUPの方なので革の色がやはり劣化で近い色を探すのもなかなか一苦労である。f^^;)
サイズ修正の方は、スタイルの良い方ではあるが25年の時を経て全体的に2回り程。
※年齢を重ねると「窮屈」に対してどうも敏感になるのかゆったり目を好む方がほとんどである。(当然この辺も考慮しなければならない。)
「袖」「太股」「フクラハギ」の部分はケブラーニットを施すと同時にサイズアップも考慮したパターンを作成、「シャーリング(肩)」「脇ニット」を用いる事でスポーツバイク特有の「前傾」に対応視ながらバストサイズアップを図るといった様に、通常のサイズ修正とは異なり「創意工夫」が重要なのである!2dd0ec90.jpg
脇下〜ウェストまでは革色の違和感を考慮し「パンチングメッシュ」をチョイス。
ヒップ部分はデザインがあるのでそのデザインイメージを重視してパターン作成。
以前のモノをそのままとも思ったのだが針目が糸が太いためか年月がたっているためかかなり目立ってしまっていたので上記をチョイスした次第である。45f4cfe7.jpg
その部分だけは革が新品なのでミンクオイル等で馴染ませ着込んで行けばおそらく問題ないレベルであろうという判断である。
25年程転倒も無く大切に着込んだツナギであるため、通常のリペアとは違い(感覚的にOldCarのレストアに似ている!?)もてる技術を駆使して取り組んだ仕事に今までには無いある種の充実感を覚えた仕事であった(^^)v
追伸:今回はサイズ修正のついでであったが、この様に古いツナギでもモディファイすることにより現行に近い形で蘇るというお手本になればと思う次第です(^^)
PRIDE1.JP
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pride1jp_vol2 at 17:47|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック サイズ修正(Adjust) | モディファイ(後加工他)

2007年05月26日

Winding special (峠専用ツナギ)


aeac66fc.jpg革ツナギ職人として20年余りレーシングスーツを基本に作り続けているが、この度は同じ革ツナギでも新たなカテゴリーともいえる「峠専用ツナギ」
昨年末にWebSiteを見てと訪ねて頂いた峠に魅せられた方のSuit開発である。
以前Blog記事内で「ツーリングにある程度特化したSuitを」と書いたのがこれである(今頃f^^;)
ツーリング用の革ツナギも数多く供給しているしている。
しかしその多くは、「もしも」のためにの革ツナギで脱ぎ着が容易で利便性重視の※セパレートツナギである。
しかし、彼の話を聞いていると今回の要望は、ツーリング用とは随分かけ離れていくのである。
db283bf6.jpg要約すると「今までは革パンツとプロテクター付きのブルゾンで走っていたがマシン性能が上がり(リスクを肌で感じ)安心して“攻められる”スーツ」と言う事らしい!
峠のイメージと言えば「若いライダーがサーキット代わりに無茶をして走っている」というものだったが彼らの場合は相反する「自然」と「リスク」を感じながらの“峠”がライフワークだと言う
「サーキットを走る予定は?」との問いかけにも「ます無いでしょう!」と即答である。「攻めるんでしたらバンクセンサーは有った方が?」の問いには「そこまで倒しこむと何かあったときの対処が出来ない(遅れる)ので要らないです」と実にはっきりしているのである。
また、スポーツタイプ・ネイキッドタイプ双方乗り換えるのでブーツアウターでとの要望!
8c374c4a.jpg以前Blog記事でも触れた考え方をそのまま実践している様な方である(^^)
さて、前置きが長くなってしまったが、「峠仕様」の特長(開発)ご紹介しよう!
まず、快適性を確保するため「軽量化」重視でフルパンチング、街でも違和感を軽減できるように「革ブルゾン・革パンツ」をイメージ(デザインは当然シンプル)し安全性確保のためワンピース(ツナギ)バイクを降りていても窮屈にならない様に前傾を緩く(これは意味は異なるがモタードSuitに共通する)
そして、お世話になっているバイク屋さん等のワッペン&Logoである。
※:レーサーの方はスポンサーワッペン等を着けるのと考え方は同じなのだがある意味ローカルなワッペン・ロゴ等は実に新鮮である。
開発しながら感じた事は基本はレース仕様であるが多くの場所でモタードSuitで開発した技術が活きた事である。
特に袖口のカットは「使えるジャン!」と声に出たほどである。
そして、RacingSuitとの最大の考え方の違いは「一生モノ」である。
耐久性の考え方もRacingSuitは転倒時(一過性)であるがツーリングタイプ(峠仕様含む)は年月の耐久性が重要になってくるのである。
耐久性と一口に言ってもこの様に考え方で代わってくるのである。
故にPRIDE1Logoは通常張り替えコストがかからない半合成皮革を使用しているが革製をチョイス!
08eff35a.jpgまた、彼のアイディアで袖にポケットをそして工房に置いてあるサンプルに装着されている※エアーベントを付けて欲しい(クラシカルなデザインにはなかなかGood")との要望からそれを施しの完成である(^^)v
※:セパレート=ウェスト部がファスナーで上下に分かれるツナギでドラッグレース等でも用いられる>><参照(少々分りにくいが^^;)
※エアーベント=FORZA(開発契約を結んであるメーカー)で開発(当然開発は当方)したベンチレーション(現在はプロテクターと一体型に移行してモデルチェンジ)
◇追記:俗に吊るしと呼ばれる既製品はレースタイプは転倒時を重視し対磨耗性の高いハイコストの革を使用する高級品でツーリングタイプは転倒が少ないと言う理由でローコストのエンボス革を使用し廉価版として販売されることがほとんどであるがユーザーサイドから考えれば逆であるような気がしてならない!?何故ならエンボス革は圧縮処理施すため耐年性が短いのである(>_<)

'08 Blackスペシャル

PRIDE1.JP
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pride1jp_vol2 at 10:37|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ツーリングスーツ(峠仕様等) | 開発コラム

2007年05月18日

ステッカー完成 & MULTIPLEX 5thデビュー!


c0981060.jpg1ヶ月以上も更新できずにm(__)m移転のタイミングが分っている事とはいえ強行過ぎで、未だ事あるごとに「探し物」をしながらの作業が続いているf^^;)
そして、多方面の方々にご不便・ご迷惑をお掛けしている次第である。
さてそんな中、多くの要望があったPRIDE1 Newステッカー完成 (^^)v
当方のように小規模メーカーにはステッカー1つ作るにもなかなか大変であるf^^;)
何故なら小規模故「販売」は皆無、もちろん全て無償貸与で需要も少ない!
通常、印刷工場に依頼してステッカーを作ろうとすると基本的に1000枚単位(高額な版が必要で1枚あたりのコストも関係)で多く(当方にとっては)の資金が必要である。
お恥ずかしい話であるが前回作成は約10年程前にさかのぼる。
その1000枚が数年前より最低限確保していたモノを騙しダマシ配っていたのだが、ついに昨年で底をついてしまった次第(>_<)
当然のごとく開幕が近づけば多くのライダーに「ステッカー下さい」と声が掛かる”本年も類に漏れずである。
これは愚痴の様だが決してそうではなく「嬉しい悲鳴」なのである。
※声が掛からなくなればそれ即ち「衰退の一途」につながる。
「ステッカー、依頼あれば、続くかな」である(^^;)
さて、前置きが長くなったがNewステッカーである。
移転が功を奏したかご近所になんとステッカー屋さんが(^^)
多少コストは高いものの版を必要としないPC印刷!「渡りに船」と聞いた事があるがまさにである。
ここで紹介したいがHPを持っておらず、後日当Blogにて斡旋受注を検討中である。
93108ce2.jpg
※:当BlogINFORMATIONにてステッカープレゼントの応募を募集しているので是非アクセス頂ければ幸いである。
そしてNewステッカーがタイトルにもあるデビューの日を迎えたMULTIPLEX 5th!
恒例になった「東京お台場(フジテレビ向い)」にて天候にも恵まれ様々なカテゴリーが混在で楽しませて頂いた次第。
PRIDE1ライダー「シブケン」こと渋井選手も出場しドリフトKINGに相応しいパフォーマンスを見せ、また以前ご紹介したドラッグレーサー重松選手(昨年ワールドレコード樹立)も直線距離が半分にも満たない会場ながらでもランを披露してくれた!
※距離が短すぎて前日重傷を負ったライダーまで出る危険なパフォーマンス(ドラッグ)である。
そしてStunt Rideを見ていて「花火」を見ている同等以上の感覚を覚えたのは自分だけなのだろうか!?
また、今ではWGPで活躍しているTeamKTMの小山選手と約3年ぶりの再会!
近況等をしばし語らうが彼がトークショー直前だったため2ショットは出来ずだったが嬉しい再会であった(^^)
同日筑波サーキットにて行われていた全日本(ロード)と迷った末のお台場だった事を考えると(^^)v
c6982866.jpg     PRIDE1.JP
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2007年04月05日

モトライダーForceVol.24


83e36412.jpg  == INFORMATION ==
ライスポに続きモトライダーForceVol.24(4/1日発売)にもPRIDE1が紹介されている(^^)v
先日、三栄書房様より「モトライダーForce」が届き「そういえば」と、移転作業中に電話取材を受けた事を思い出した。
編集者の方が偶然なのか当BLOGを読みその疑問点を電話取材されたという訳である。
移転作業真っ只中だったため十分な対応が出来ずに恐縮していたのだがツナギ特集見開きのモタードSuitについての記述に当Blog記事採用(引用)&取材時に話した事をまとめた形で掲載して頂きシッカリと「取材協力PRIDEONE」まで載せて頂いている。4dfb1236.jpg
おまけに特集ページ最後尾であるがPRIDE1を紹介してくれている。
※:Suit写真ではなく代わりにPRIDE1ライダー“シブケン”のRidingPhotoが掲載されているのは当方からの写真提出が出来なかったため編集者の方のご配慮によるものである(^^;)
真意は分らぬがウチの様な小さな所へ何故取材?なのか疑問(多くの有名メーカーも在るだろうに^^;)は残るもののMOTO1Riderに少なからず(当方契約メーカー含め)供給出来ている故と理解し、移転のタイミングに合わせたかの様に掲載された事に「ありがたいものだ」と感謝している次第である。
追伸:モトライダーFORCE及びRIDING SPORTが多くの2輪レースファンの方々に愛読して頂ければ嬉しい限りである(^^)
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2007年04月01日

RIDING SPORT


7fa971d9.jpg  == INFORMATION == 
移転作業のため長らく更新できずに、また多くの方にご不便をおかけしています。m(__)m
※:23日投稿分は事前に「予約投稿」していた次第(^^)
さて、以前もお知らせした様に先日3/24日発売のRIDING SPORT5月号にPRIDE1Suitが紹介(87P)頂いた訳だが残念ながら一部誤記(脱字)があったので訂正f^^;)
掲載文は「オーダースーツは16万円の基本価格を基準に(ここまではOK!)体格・用途に応じ4サイズからチョイス...。」となっており、スウェルフード(コブ)の記述が抜けていた故にさも既成サイズ4サイズの様に読み取れる。
正しくは、「スウェルフード(コブ)はオプション設定で、体格・用途により4サイズからチョイス(プラス\18,000〜2万円)となる。
また、設立は1999年ではなく1989年の誤りであるf^^;)
アクセスして頂いている方はご存知の様にPRIDE1はシーチング(仮縫い)採用のフルオーダー専門メーカーである(^^)
7fa22abe.jpgその他の掲載文は若干照れ臭い感はあるがこれまでの活動を評価して頂いく内容の紹介文になっておりなかなかお気に入りである!
追伸:本日(4/1日発売)モトライダーForce Vol.24 にもPRIDE1Suitが紹介される。
尚、モタードスーツに関しての取材も受け当記事Blog記事も含め掲載される予定なので乞うご期待!!
追伸2:移転後IPPhoneは20日開通予定であったがプロバイダーの不手際にで29日に延期、現在は復旧(開通)しました。
数日間ご迷惑おかけした事をこの場をお借りしてお詫び致しますm(__)m   
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2007年03月23日

レーシングスーツ開発


84a5018b.jpgロードレースに携わり18年程の年月が流れ今の「PRIDE 1」が完成したのだが、その一端を少しご紹介しよう(^^)
他メーカー開発を基本として来たプライドワンSuitを語る上でTopRiderの存在が欠かせない訳だが、その中でも特に外せないRiderが「Mr.Peter Goddard」である。
当然彼以上の成績を収めたRiderのSuitも手がけて来たが「PRIDE1の基本」を決定付けたのは彼の存在に他ならない。
何故彼なのか!?
それは、彼はRiderとしても一流であったが開発Riderとしては“超”一流だったという事である。
多くのRiderが「サポート頂けてるから多少の事はまぁ」と口をつぐむもしくは「不満のみ」を口にしていた時代に、当然不満は口にするものの「ここはこう出来ないか?」「ここの動きはこうだから何とか出来ないか?」「「こう出来ればBestなんだが」等具体的にメッセージを伝えてくれる。そしてとにかく積極的に走行後のマシンセッティングについてのミーティング同様に自ら時間を割きミーティングを持ちかけてくる。
そう”彼はマシンは当然だが革ツナギも含めて道具全てがTimeUpにつながると考えていたのである。(多くのライダーが見習うべきではと思う次第だ^^;)
彼との出会いは最悪だった(>_<)
彼はオーストラリアのRiderなので英語の採寸表がFaxされたところから始まるわけだが、出会いは、革ツナギ職人暦2年程度のまだまだ発展途上の技術で製作したSuitを鈴鹿サーキットへ納品に行った時である。
TeamスタッフにSuitを渡し彼の走行を興味身心に見学!!
彼が淡々と周回をこなしていた10周目頃だったと思うが帰ってこない(>_<)
慌ててグランドスタンドからPitへ戻りしばらくすると救急車に乗って彼がやって来た。
彼はスタッフに向かって「hospital!hospital!」と叫んでいる”
そのまま彼はTeamの車で病院へ行ってしまった。
待つ事2時間程だろうか、スタッフからツナギの打ち合わせをしたいとTeamのバスに呼ばれた。
それが彼との初対面である(^^;)
彼からの要望は細かなサイズの調整と今では当たり前の「ハードプロテクション」だった!
そこから彼のスーツを供給するメーカーの開発に深く関る事となり、そして10年余り彼にスーツを供給する事となった次第である。
当時、成型プロテクター等の情報が乏しく多くの国産Suitは膝カップ以外ほとんどのヶ所を今では廉価タイプで使われている圧縮ウレタンのみで対応していた時代であったにも関らずパット素材として彼が指定した素材は「ソルボセイン」であった。

※PhotoはMr.Peter Goddard (当方にとって“初”GP500スーツ)
※彼は、当時のTopカテゴリー「GP500(現MOTO GP)」の数少ないRider(出合った時はTTF1)でもある。

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pride1jp_vol2 at 22:00|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 開発コラム | OEM(他メーカー開発)

2007年03月12日

ライスポDebut !! & 移転


2c433894.jpg   == INFORMATION ==
■PRIDE1が移転致します。
東京都八王子で長い間お世話になりましたが、諸事情により3月20日より移転する事になりました。
移転しましても変わらず営業してまいりますので、今後ともご愛顧の程宜しくお願い致します。
◇ご連絡先(3/20日以降)
住所:〒270-1432 千葉県白井市冨士57-11
Tel:090-3335-6222(Mobileには[Contact Us]より)

■RIDING SPORT Debut !!
これまでメディアに対してのアプローチをせずに来ましたが、移転告知の意味も込めてライスポ5月号(3/24日発売)に広告(Up image)が掲載されます。
また、同号企画の革つなぎ特集「レーシングスーツ選び(仮)」にてPRIDE1Suitが紹介されます。乞うご期待!!(^^)v

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2007年03月03日

モタードスーツ


febf4c81.jpg前回掲載の「'07モデル(ロードレースSuit)」との違いはまさに「似て非なるもの」!?
並べて吊るしてもさほど違いが分らない程である。
しかし、パターン(型紙)上ではパーツによっては同じサイズでも数センチの違いを設ける必要がある。
マシン形状が違う故当然なのだが、ツナギ初心者の方に説明するのはなかなか骨が折れるモノである(同じと考えあれば良いと思っている方が大半^^;)
そうは言いながら開発当初は驚きの連続だった事を思い出す次第である。
モタードの場合も例に漏れず幸運な事に最初に手がけさせて頂いたのが、モタード界重鎮でTheBrakeShop主査のMr.Tony(^^)
余談になってしまうが、電話でのやり取りの後、彼との初対面は本当ビックリ!!何故なら、全く訛りの無い日本語故、「Tony」はニックネームだと思っていたところ“すっかり外人(quarter)”しかし、話せば話すほど日本人なのだが(^^;)
09403cac.jpg余談はこの位で、当時製作していたツナギはロードレースOnlyだった事から、まず今(当時)着ているSuitを借りその問題点を挙げてもらった。
そして、多くの写真等を提供してもらいイメージを膨らませた訳である。
後日そのイメージを載せた「シーチング(仮縫い)」を試着してもらい問題点を挙げてもらう作業である。
その時なんといっても驚いたのがライディング時の上半身の動きである。
写真等を見てはいるのだが写真は止まっている訳で実際に動きを再現してもらうと自分のイメージの甘さにガッカリ(>_<)
しかし、そこからがRiderとの「勝負!?」ワクワクする瞬間f^^;)
そしてその瞬間が、職人の探究心が目覚める時なのだろう!?新たなイメージが沸くのである(^^)4f015b04.jpgさて、本題に移るとしよう!
■大きくサイズの違う所
◇胸幅
モタードスーツ
ライディング時、肘を背中より後ろに行く動作があるため「広め」
ロードレースSuit
上記の動作が無いため革部分を狭く、アクシデント時(マシン挙動修正)の動きにはニット素材等の「伸び」で対応する。
◇前丈
モタードスーツ
Offセッションのジャンプ等に対応するため直立姿勢を考慮し「長め」
ロードレースSuit
当然ジャンプ等は無いので余分なシワを無くすことを重視する。
※:表彰台で手が振れる事が基準となる。
◇膝下
モタードスーツ
マシンがモトクロスBaseでるためかハングオンをほとんど用いないためバンクセンサーベースは付けない。
また、付ける場合でもブーツがやはりモトクロスBaseであるため付ける場合も位置等は考慮が必要。
※:モトクロスブーツはバックルで強く締めるためPRIDE1Motardではブーツアウター以外は「裾」にファスナーは用いずベルクロ(マジックテープ)を採用!
ロードレースSuit
ハングオンが基本である故上記とは真逆でご存知のスタイルである。

他にも様々な工夫があるが「企業秘密」という事で、以上を「Suitチョイス」の参考にして欲しいと思う次第である。

追伸:
Photo1(Tony)はMotardSuit 第1号!!
Photo2・3 は、Fire Pattern・Fringe・Swell Hood(コブ)を装備した“PRIDE1 Motard”(以前「Jeff Ward(タイトル)」でも紹介)
※ご参考までにDesignからSampleUpまでトータル企画依頼を受けたHusqvarnaSuit
◇>>'08モデル(モタード)
◇>>Yassyスペシャル

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pride1jp_vol2 at 04:16|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック モタードスーツ | 開発コラム

2007年02月08日

'07モデル


1387f5ab.jpg掲載(Up)するのが遅くなってしまったが本年'07モデルが先月完成した(^^)v
'06から採用した膝下ケブラー織布使用の軽量対策進化版・胸ファスナー止めの形状変更が目立ったモディファイヶ所である。もちろん細かいデテールの修正等を施した。そうは言うもののこのスタイルで完成した訳ではないのが「開発メーカー」の性なのか、おそらく数着目にはまた、閃きによりモディファイしてしまうであろう事は明白であるのだが...。
a9bb86ba.jpg今カテゴリーにおいては「ツーリング」にある程度特化したSuitが気になるところである。主戦場が違うのだから形状・デテールが違って然るべきな訳だ!
ある意味MFJ公認マークすら必要が無い!?
まぁ近いうちに報告できるのではと思いながら本日はロードレース仕様の'07モデルである(^^)





21a4415f.jpg



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pride1jp_vol2 at 04:24|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ロードスーツ(OnRoad) | コンセプト

2007年02月04日

Forever74Dream


729dd821.jpgあまりほめられる事ではないが、業界に長く居ると業界雑誌等を買う事が減ってくる(>_<)
もちろん書店に行った時などは目を通す(立読み^^;)様にしている次第。
先日立ち寄った書店で「MotoGP全17戦MOVIE総集版」に目が留まり「Racingオートバイ」という雑誌をパラパラめくっていると前回Blogタイトル「74Daijiro 」つながりではないが「Forever74Dream」として加藤大治郎の軌跡が掲載されていた。
一応レース界に身を置く者として思い入れのある加藤選手の記事が載っているならばと2006年総集編も付いてくると考え珍しく購入(^^)v
改めて加藤選手の偉業、そしてロッシとのバトルを見たかったなぁとい今更ながら(T_T)
加藤大治郎の軌跡のタイトルである「Forever74Dream」であるが「74Daijiro 」の発売当初は「74Dream」として発売されていた。
変更された真意は分からぬが、MotoGP・全日本に参戦の多くの日本人ライダーが「74」を付け走っている事が彼の影響力の大きさの証であろう!
MotoGPレギュレーション変更により「800cc元年」である'07シーズン”彼の意思を継ぐ日本人ライダーの活躍に期待が膨らむ次第である。
※:彼が全日本に参戦頃していた当時幸運にも幾度か話す機会があったのだが「純粋」という言葉の相応しい青年であった。
また、その当時のTopライダー達が未だあどけなさが残る彼を「大ちゃん」と呼び、高い評価をすると共に危機感を募らせていた事を思い出す。

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2007年01月25日

74Daijiro

5d804881.jpg==TOPIC==
八王子近郊にある「中央サーキット藤野(CCF)」にて「74Daijiroスポーツカップ開催」される事が決定された!!詳細[.PDF]>>
※昨年は当ブログにてもお知らせした様に「ポケバイスクール」を開催
ただ、ここまでの道のりは決して平坦な訳ではなかったので抜粋しながら紹介したいと思う。
まぁ話せば長くなるのだが、最初のきっかけは、数年前当ホームページに「これからポケバイを息子に」というお父さんからアクセスが”
住所を見るとなんと八王子市めじろ台である(@@)
後日時間を合わせてFactoryに来て頂いたのだが「なにぶん初めてな物で、まずはツナギが無いと」と検索したとの事。
色々話を聞くうちに八王子近郊で練習する所が無く困っていると切々と(^^;)
レース界に身を置いて既に20年程経つがポケバイに関しては情報が乏しくあまりアドバイスできなかった事を思い出す。
さらに「74Daijiro」というマシンHRCが絡んでがリリースされるはずで「どこで買ったらいいか分からない」と話は続いく。
当然元HRCライダーの友人も居るのでウチで仕入れる事は可能である。
しかし、さすがに当方ツナギ屋故にマシンのアフターケアが出来るはずも無く、また不得意ジャンルでの目先の利益よりも初心者であるお客さんの今後の事の心配の方が大きかったのは言うまでも無い(^^)
しばし思案し、WGPチーフメカニックも務めた経験のあるオートスタジオSKILLさん(同じ八王子)であればマシン整備の指導まで面倒を見てくれると考え業界の先輩でもあるSKILLさんにその場で電話をし、紹介する事に(ある意味丸投げである^^;)
しかしそれだけで終わらないのがSKILLさんである!!
もちろん当方も幾度か同行させて頂微力ながら協力するものの途中からはSKILLさん一人で騒音問題に取り組み「サイレンサー開発」HRC・デルタ(74Daijiroメーカー)・そしてCCFを取りまとめこの度シリーズ戦が開催される運びとなった報告を頂き、感慨も一入である。
※:その時の息子さん(写真)は現在CCFのコースレコードホルダーである(^^)v
※2:オートスタジオSKILL中央サーキット藤野
  双方「要PCアクセス」
P.S.サイドバーに「BLOG PHOTO'S」を仮設置致したのでお見知り置きをm(__)m

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2007年01月17日

メンテナンス・カビ対策編


8189559d.jpgライダースーツ(革ツナギ)のメイン素材である「革」の天敵は「カビ」
カビの原因はご存知の様に湿度と温度が高い時に発生しやすい。
更に「汚れ」が大敵である!!
日頃からビニールなどを被せず風通しの良い所に保管して欲しいものである。
もしもカビが生えてしまったら、水に濡らした上、堅く絞った布でカビを拭き取り、陰干しした後に軽くミンクオイルを塗るのが良いとされている。
だが、やはりこの場合も塗りすぎに注意である!
市販でスプレー式のミンクオイルが塗り過ぎ防止には、重宝である。
また、しばらく着ない時等は少し入念に、汚れた部分を堅く絞った布で拭いて(他は乾拭き)後軽くミンクオイル。
※:この場合、ウェスにスプレーしてそれで乾拭きで十分である。
シーズンオフの保管方法も同様であるが、注意としては「ビニールを被せず」「壁にかけず」である。
密閉・密着がカビの棲家となるからである。畳んでしまうのは持っての他と心したい。
スーツはあくまで形を整えてハンガーに掛け(ブラブラと^^)から風通しの良い日陰で保管する。
※:ホコリ対策でスーツに掛けるのであればコットン製の布がベストであろう!
前々回の「メンテナンス」でご紹介した「SOFT99 革クリーナー」は「除菌防カビ・ミンクオイル配合」なので十分に代用出来ると思える隠れた名品である。
但し、ミンクオイル含有量が少ないので2度塗りが良い様である(^^)
※:上記対策を講じても運悪くカビが生えてしまい、匂いまで出てきた場合はクリーニングをお勧めする次第だ。
また、近年の革ツナギは裏地が着脱できるので、裏地を外して洗濯後別で保管するのがベストである!!
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pride1jp_vol2 at 23:16|この記事を表示 このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック メンテナンス(お手入れ) | 素材
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