79adac5b.jpg「革」といえば「ミンクオイル」という位にスタンダードなのだが、革ツナギの場合使用目的の特異度もあり多少の注意が必要だ”
一般的に「革製品=一生モノ」というイメージが強い様だがRacingSuitと名の付く革ツナギであるから他の革製品と同じという訳にはいかない訳である。
「何故?」革ツナギはファッションアイテムでも防寒服でも無く体を守るアイテムなのだ!
故に、転倒時に「革」の特性を生かして滑ってもらい増してや破れてもらっては困るのである。
仕事柄リペア等で預かる事が良くあるのだが、「大事に」手入れをしている革ツナギほど(>_<)なのである。
おそらく「ミンクオイル」で手入れしているのだと思うが簡単に言えば「塗り過ぎ」なのである。
もちろん「革」にとって油分は重要なのだが「必要以上」は特に革ツナギ重要な機能を損なうのである。
想像頂ければ分かると思うが「塗り過ぎ=ベタベタ」そう”滑りが悪くなりグリップしてしまうのである。
また、適度なメンテナンスを行っていれば革の部分は相当年の耐久性はあるのだが革ツナギの中で一生モノに成り得ない所は「糸」なのである。
糸の劣化があっても他の革製品であれば十分なのであるが革ツナギの場合「転倒」という「衝撃」加わる訳である。
強度の高いKEVLAR糸をもってしても疑問が残る次第である。
さて、話をメンテナンスに戻すとして「ミンクオイル」に使い方だが、まず濡れた場合以外極力塗らず、濡れてしまった場合のみ使用する。
使用する場合は革ツナギ本体に直接塗る事は避けてウエス等に少しだけ付け出来るだけ軽く塗る事が大事である。
また、汚れ等に対しては固く絞ったウエスで水拭きが基本で、その後軽くミンクオイル。
汚れがヒドイ場合・カビ等は「革クリーナー(Photo)」が色々使った中でなかなかお勧めである!
また、ブラックマーク(タイヤ)等には消しゴムが以外に有効である。
雨の転倒時のメンテナンスについては次回にとしておこう(^^)
PRIDE1.JP
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