2006年10月20日
ブーツアウターSuit

確かに足は長く見えなかなか格好が良いのだがデメリットもある。
通常Racingブーツはご存じの様にスネ・クルブシ・カカトへ樹脂製のプロテクターを装備している。
それを覆い隠しスムーズなステップワークをするにはそれなりの余裕が必要になる。
そしてその余裕が転当時どうしてもSuitのダメージを大きくしてしまう。
また、その余裕がスライダーベースのブレを招く場合もある。
※:もちろんオーダーSuitであれば使用するブーツに合わせて最大限のフィット感を得る事は出来る。
※2ロッシが愛用する「ダイネーゼ」ではそれ専用のハーフブーツを用意し、ふくらはぎにフィットしながらブーツアウターを実現している。(作り手としては一種のジェラシーを感じる次第^^;)
特にレースで使用する場合等は「修理コスト」も考えなければならなくなる。
転当時、通常であればブーツに傷が付く程度なのに対してアウターの場合、路面とブーツのプロテクターに挟まれる訳であるから破れる事もしばしばである。
もちろんブーツがあるので怪我にはつながらないとしても、車検の装備チェックが通らないという事になる。
まぁ長年inブーツが主流な訳があるという事である。
その反面、ツーリングの場合「もしもの場合のSuit」である事を考えればスタイルもよく見えるアウターブーツがお勧めの様に思う次第だ。
やはり「海外ブランド」でも書いた様に「用途に応じてチョイス」という事になる訳である(^^)
※PhotoはPRIDE1 Rider“SHIBUKEN”
PRIDE1
http://pride1.jp